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【仕事】サラリーマンでもできるすごい人脈づくりの仕方

2020/05/08

サラリーマンこそ人脈が必要だと思います

圧倒的なパフォーマンスは人脈から来る

私は現在外資系大手金融企業に勤めています。

また同時に個人事業主として累計20社を越える企業のみなさまに現在進行形で新規事業や事業・企業コンサルティングをしてきています。

いずれのケースでも重宝されるのは個人の能力ともう一つは人脈です。

この記事ではなぜサラリーマンでも人脈が必要なのかを説明をした上で、すごい人脈の作り方をお教えしたいと思います。

なぜサラリーマンにも人脈が必要なのか

とても簡単な例を挙げるために、自分が行っている仕事を想像していただきたいと思います。

どのケースでも一人で完結している仕事はないと思います。

自分が仕事をフリーランスでやる場合ですら、受注者と発注者の関係があると思います。

サラリーマンで働いている場合、多くの企業では一つのお仕事に対して色々な人が関わります。

自分の上司、同僚や先輩・後輩、また別の部署の人などが関わってくると思います。

単独で仕事が完結するケースはほぼないと言って良いと思います。

その中で、自分では解決できない問題が出て来た場合、みなさまはどうしているでしょうか。

その際、いくつかの方法があると思います。

問題解決の方法

  1. 自力で考える
  2. 上司に聞く
  3. 同僚・先輩・後輩・友人・知人に聞く

 

大体この3通りになると思います。

全知全能の神のようなスペックのサラリーマンはほぼいないと思います。

込み入ったお仕事の中身はグーグル先生も回答してくれないケースも非常に多いと思います。

この3通りのうち、自分と上司は比較的利用しやすいかと思います。

ですが、意外と自分と上司だけでは解決しない問題も多いものです。

その時に役立つのがどれだけ多くの人を知っているか、つまり#3の範囲が社内でどれだけ広いかです。

これまで長年お仕事をされていた方は、いぶし銀の輝きをするベテラン社員やおばさま社員がこのケースであることはよくご存知だと思います。

もちろん「ただ知り合いです」だけでは何の役にも立たないのできちんと知り合った人は「社内の何に詳しくて、何ができて、何をやっている人なのか」ということを把握した上で活用できてこそ「人脈」と呼びます。

この「活用できる人脈」の範囲の広さは、サラリーマンとしても非常に重要な能力の一つだと考えています。

なぜなら、上司からすると上司が解決に導けなかった問題を部下が解決をしてくれるので一緒に露頭に迷うことはないからです。

上司がこの「活用できる人脈」をびっくりするほど持っているケースも時にありますが、多くは上司がリーダーになる年齢や状況のときには、社内にこうした「活用できる人脈」かつ「現場の人間」との交友範囲はそれほど広くありません。

逆に社外には多く持っています。

理由は単純でリーダーになればなるほど「現場」の仕事から離れていくため、個人個人との接点を持ち、時間をかけて相手を詳細に把握できる人は多くないからです。

同時に社内政治の力学が働くため、自分自身が多くの人と接点を持つこと自体が簡単ではなくなっていくからです。

結果として部下を使って「問題解決」をする立ち位置であるがゆえに、こうした会社を横断的に付き合えある存在でなくなってしまうという状況になっているとも言えます。

以上のことから、#3の「活用できる人脈」の範囲が広い人はサラリーマンとしても重宝されます。

 

サラリーマン以外でも個人として人脈が重宝される

私は副業として個人で非常に多くの企業の方と繋がりを持ち、その繋がりを用いて仕事をすることもあります。

企業の「顧問」という役職を聞いたことがある人も多くいると思います。

サラリーマンを引退したおじいさんがなる役職のイメージが多いと思います。

「顧問」は何のためにいるかというと「顧問」が持っている人脈を駆使して、短期決戦で売上を上げたり、結果を出したりするためにいます。

「顧問」になる方のバックグラウンドは、大きな企業での社長やそれに準ずる人です。

または専門的な知識を持っていて企業へ貢献できる人がなります。

前者の大きな企業での役職者というのは、長年業界にいたことから必然的に業界に幅広いネットワークを持っていたり、独自の知識や経験を持っているため貢献ができます。

ネットワークの観点では豊富な人脈を持っているが故に、企業側が解決できなかった人的な関係性づくりを実現すると言うパワープレイが実現できるのです。

ビジネスは人が行っているものである限り、人と人の関係は切っては切れないものです。

サラリーマンを引退したのち、この人脈を持っているという「だけ」でも、お金に直結するのです。

このポイントから考えると、サラリーマン時代に社内外に正しく人脈を作っておくことは、未来への投資であることが理解ができると思います。

ちなみにありがたいことに2020年5月現在私は会社の顧問を2社ほどしています。

 

どうやってすごい人脈を作るのか

人脈づくりで大事なことを理解する

人脈づくりにおける大事なことを理解しましょう。

人脈づくりという言葉が実は嫌いなのです。

私は一人一人に会うことが非常に好きです。

一人一人が全然違う人ですし、一人一人持っているものも違います。

私は「人生で会った人々の総和」とよく自分のことを言っています。

自分が相手から学びとれるものを学び、自分に積み重ねていくことを常に意識しています。

その上で自分ができうる貢献やお返しをした結果、人とつながっていくとものだと思っています。

人脈は結果としてできるものであって、人を良し悪しで判断はしないことが非常に重要だと思います。

人脈づくり意識高い系あるあるの「あの人、○○○の人だから接点を持っておきたい」は、大体何も生み出せないことが多いので気を付けましょう。

人から「もらう」ことだけを意識している人は、相手からたやすく見破られます。

きちんと相手へ自分が何かできることをした上で、相手からはじめて求めているものを貰えるものです。

しかも、すぐには大体返って来ません。

即時の返報を求める限りは、それは「有効かつ活用可能な人脈」とは言えないものになります。

以上のことを踏まえて私は以下のポイントに気をつけて、人と接しています。

 

人脈づくりで大事なこと

  • 一期一会全力投球
  • 即感謝、即返礼
  • ファンにする
  • 相手を知ろうとする
  • 繰り返し相手の名前を呼ぶ
  • 共通点を見つける
  • 笑いをとる

 

一期一会全力投球

私は仮に相手と一度しか会わない可能性があったとしても全力投球をします。

この出会いが将来どうなるかはわかりませんので相手とコミュニケーションを取る際は手を抜きません。

一期一会は良く聞く言葉ですがこれを意識している人はそう多くない印象です。

 

即感謝、即返礼

どんな小さなことでも「ありがとう」というようにしています。

人と人のコミュニケーションの間には必ず感情がついてきますので、些細なことでもありがたく感じたらありがとうと伝えるようにしています。

そして、何かしていただいた時はすぐにこちらから返すようにしています。

例えば、食事をご馳走になった翌日の朝には私はお礼のメールを必ずしています。

昨晩言葉で言ったから良いじゃないかと言う方もいらっしゃいますが、「ありがとう」は何万回言ったところで自分は損しないので、翌朝、改めて形にしています。

 

ファンにする

全力投球に似ていますがコミュニケーションのコンセプトは相手をファンにするということを考えてやっています。

つまらない相手に人はついて来ませんので、あらゆる手段を駆使して、相手を自分のファンにしようと心がけています。

このファンになってくれた方があとで何かあったときに一緒に困難を乗り越える仲間になるものです。

 

相手を知ろうとする

コミュニケーションのスタイルは様々あると思いますが演説型のタイプが素晴らしい人脈を築くケースはそう多くないと思います。

一般の人が演説型のスタイルである一方向のコミュニケーションを取ると相手はうんざりします。

ですので、相手と必ずキャッチボールになるように質問を投げかけるようにしていきます。

自分の会話が3割くらいと思っているくらいが大体5:5で会話ができるものだと思って想定しておくと相手のことを知るための質問が会話の中で自然に生まれてきます。

相手がどんな人で、どんなポリシーを持っていて、何を重要視しているかなど前提知識から家族などの周辺情報までうまく引き出していくと相手のことをよく知ることができます。

人脈として使える状態であるべきなのは相手と対等であることも重要だと思います。

 

繰り返し相手の名前を呼ぶ

人は基本的に自分の名前に愛着を持っています。

自分の名前が呼ばれる度に相手との距離が縮まります。

正しく相手の名前を覚えることは大前提ですが、その上で相手の名前を積極的かつ繰り返しコミュニケーションの中で呼ぶことは相手との信頼関係を築く上で重要です。

人脈を築く上で相手との信頼関係は非常に重要です。

 

共通点を見つける

共通点は人と人の距離を一瞬で縮めます。

共通点を一つでも多く見つけ出す癖を持っていると勝手に色んな人と繋がっていきます。

私は共通点を見つけるためにさらしても痛くない個人情報は結構早めにさらします。

その結果相手も近しい情報を話してくれるため、まず会話の切り口として共通点が多く見つかりそうな情報から広げていくことは大事です。

共通点を見つける能力は加速度的に人脈を広げる能力です。

 

笑いをとる

どんなに難しい顔をしている人でも私は笑いを取ろうと思っています。

難しい相手であればあるほど笑いを取ることは距離を縮める一手となり得ます。

細心の注意を払いながら共通点を見出した後は笑いに持っていくことで数秒前よりも近しい距離になっていると思います。

笑いが取れる関係であることは人脈上かなり重要だと思います。

リラックスした雰囲気で会話に臨める相手は、いつか力になってくれると思っています。

 

サラリーマンでもできるすごい人脈作り:まとめ

サラリーマンでも誰でもできる人脈づくり。

改めて見てもコミュニケーションがとても重要であることがわかります。

人脈は将来の資産です。

「稼ぐ力」の積み立てが人脈です。

今すぐにお金になるような人脈も大事ですが、それ以上に長期的に素晴らしい人と関係を築き、自分が成し遂げたいことを一緒に仲間と共に実現するロールプレイングゲームのような感覚で、色んな方との関係を築いていくと楽しいかもしれません。

人脈づくりをすることを意識しつつ、これを機にコミュニケーションにも気をつけてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

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