英語ができれば新卒年収1000万円は本当
同じ能力でも英語ができるだけで年収が3割異なるケースもある
「英語ができれば新卒で年収1000万円」
私が新卒の時に聞きたかったセリフ。
英語ができれば新卒で年収1000万円というのは本当なのでしょうか。
この記事で詳しく見ていきたいと思います。
私は英語と新規事業とデジタルという専門性の掛け算をしているおかげか年収2000万円となっています。
現在上司はアメリカ人、同僚は外国人という中、仕事をしています。
英語のレベルは上級と言って間違いはないと思います。
それではもっとわかりやすい情報をもとに見ていきましょう。
わかりやすい調査情報をエンワールド・ジャパンよりお借りしたいと思います。
エンワールド・ジャパンが1,928名の人に向けて行った調査をもとに見ていきましょう。
いきなり調査結果から見ていきます。
調査結果概要
■ 英語レベル「上級」では年収1,000万円以上が約60%。「初級」では約10%
■ 英語レベル「ビジネス」以上と「中級」以下で、英語を使う業務の幅に大きな差
社内会議での英語使用は「ビジネス」で60%以上、「中級」では30%未満
明確に英語ができる人=年収が高いという調査結果が出ました。
ビジネス以上のレベルの人は年収1000万円以上であるケースは50%近くなっています。
さらに驚くことに英語上級者においては年収1000万円以上は58%およし6割の人となります。
英語上級者の58%が年収1000万円以上
エンワールド・ジャパン調べ
ここまで明確に差がつくのはこの十数年世界との壁がなくなり、「グローバル化」という言葉が一般的になった現代だからと言えます。
以前と比べて英語を使うシーンとして必要になってくるケースは若干変わってきてると思います。
昔は英語でメールをかける人を英語ができると言うケースが多かった印象があります。
現在では直接英語を使ってコミュニケーションを使う、より高度な英語力が求められていると思います。
具体的には以下の表で状況がわかると思います。
仕事上で英語を利用するシーン
エンワールド・ジャパン調べ
およそ6割以上の英語上級・ビジネスマンができる電話応対や社内会議で英語を使っています。
比べて中級以下の人は3割以下の人々が使っている状況となっています。
この差の分だけ給料に差がついてもおかしくありません。
たとえば、2019年に大手回転寿司チェーンのくら寿司では英語ができる新卒に年収1000万円を払うとニュースになりました。(TOEIC800点以上の人だそうです。)
各大企業は優秀な人材を確保するために世界中から優秀な人を雇っています。
有名どころでは楽天、メルカリです。メルカリでは新卒エンジニアの9割が外国籍の方です。
楽天は社員の20%程度が外国人です。社内で英語のあだ名を皆つけていることも有名ですね。
外資系企業では当然ですが非常に多くの企業が優秀な人材を求め、そして新たな戦場を求め日本を飛び出しています。
英語が必要になるのは至極当然だと思います。
さらに最近では特定のスキルを持った人に対してはさらに年収が高くなる傾向があります。
それがエンジニアと呼ばれる人々です。
この先、長い期間需要があるものの優秀なエンジニアは多くないため、優秀なエンジニアを確保するため非常に高額な年収を用意している企業は増えてきています。
さらにニーズがあるものとしてはAIや特定の先端領域のスキルがある人は、びっくりするくらいの年収が待っています。
私が知っている中で「年収3000万円」を用意している企業もあります。
このように世界と戦う人材としての英語力の必要性。
そして、世界の中で必要とされるスキルが組み合わさり年収は決まります。
シンプルに需要と供給なのです。
英語話者は世界中で15億人以上います。
ですが日本の中で英語ができる人は限られています。
英語ができる=仕事ができるというわけではありません。
周囲を見回しても驚くほど優秀な人は多くないと思いまう。
英語ができて、仕事ができて、かつ専門領域がある人は年収が高いのは当然とも言えます。
私はこの条件に当てはまることは多くの人が可能だと思っています。
私のスタートは文字通り0からです。
英語は20歳を越えてABCからのスタート。(しかも元ニート)
それから長年努力をし続け、現在は外資系企業で働いています。
私はおかげさまで日々並々ならぬ努力を続けています。
結果として、この条件に当てはまる人材になっていると思います。
世界中の人と仕事ができるだけの英語力。
新規事業を0から創り出し事業から会社にする能力。
デジタル領域における専門性と幅広い知識。
これらが私の武器であり、人に役立てるエリアだと思っています。
英語の能力を上げる具体的方法
英語の能力を上げる具体的な方法をこちらにまとめています。
ここではビジネス英語に区切っていますが0から学ぶ人も英語を身につけることができると思います。
ビジネス英語の学びかた〜0からスタートして外資でアメリカ人の上司を持つ人の勉強法(広告)
続きを見る
英語ができれば新卒年収1000万円まとめ
英語ができれば年収は狙いたい額にできるのは間違いないと思います。
私も自分の実例がありますので、年収を1000万円にするアプローチの一つとしては英語をできるようにするということになります。
そして、「もう遅い」なんてことはありません。
私が知っている同僚でも40歳の手前から初めて英語を勉強し始めた人もいます。(外資で)
その人は今やものすごい偉いところまで行き、「ミラクル」と称されています。
人生、思いついた時が最も若い時です。
できることを今すぐに初めて、変化があれば続ければ良いのです。
今日の記事では英語をもとに人生を切り開くヒントになればと思います。
(参考)
PRESIDENT ONLINE:就活も生涯賃金も「英語で得する・損する」これが境界線
エンワールド・ジャパン:英語レベルと年収実態調査