転職を考えたら最初にやることがあります
転職にはものすごいエネルギーを必要とします
サラリーマンをしていると転職を考えることは一度はあると思います。
私は2回転職をしているのでその回数以上に転職を考えたことがあります。
転職をすることは良いこともあり悪いこともあります。
そして、人生の方向転換をするためものすごいエネルギーを必要とします。
転職によって起きる変化
- 生活
- 職場
- 仕事
- 人間関係
これ以上に対して変化があると思いますがこの4つはサラリーマンをしていく中でも中心的な存在です。
その中心的な存在が何の確証も保証もない状態でガラリと変わります。
転職は好機であるとともにリスクでもあります。
転職のリスクをいかに下げつつ、転職を成功させることは誰しもの願いだと思います。
この記事で提供すること
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サラリーマンの転職理由
私のキャリア観
転職を考える際に考えて欲しいこと
転職を考えるときに最初にすること:人はなぜ転職するのか
DODAの2019年転職理由ランキングを見てみましょう。
2018年度の1年間に転職活動を行った約10万人の転職理由トップ3は、1位「ほかにやりたい仕事がある」(14.7%)、2位「給与に不満がある」(11.0%)、3位「会社の将来性が不安」(9.7%)となりました。
2018年度も引き続き求人倍率は高止まりの様相を呈しており、売り手市場の中で同僚や友人が転職で年収が上がったという話を聞いて転職をすれば給与が上がるのではないかと考えた人が増え、前年度3位だった「給与に不満がある」という転職理由が2位となりました。前年度10位だった「会社の評価方法に不満がある」は順位こそ1つ下げた11位となりましたが割合は前年度比0.1pt増となっており、待遇を理由に転職を考える人が増えてきていると言えそうです。
また、5位「専門知識・技術を習得したい」(前年度比0.2pt増)、6位「幅広い経験・知識を積みたい」(前年度比0.4pt増)、10位「市場価値を上げたい」(前年度比0.1pt増)など、スキルアップを望む転職理由が前年度比で増加しています。人生100年時代と言われ、働き続けることが求められていく中で、スキル・経験を積める環境に移りたい、という方が増えてきていると考えられます。
また、2019年4月に「働き方改革関連法」が施行されましたが、4位「残業が多い/休日が少ない」(前年度比0.2pt減)、7位「土日祝日に休みたい」(前年度比0.3pt増)などの働く時間や休暇に関する転職理由も引き続き上位を占めています。
(引用:DODA転職理由ランキング2019)
きっと正確なのではあると思いますが、若干異論があります。
おそらく辞める理由の多くは人間関係や労働環境から来ているものだと思っています。
そこが起因となってランキングの各項目の内容となっていると思います。
こうした理由がある上で転職を人々は考えていきます。
皆様の転職検討理由はなんでしょうか?
転職を考えるときに最初にすること:私のキャリアと転職観
これまで3社で働いてきました。私は現在外資系金融企業で働いてます。
デジタルでの新規事業開発をしたり、秘密の仕事をしたりしています。
キャリアをITベンチャーから始めました。
当時はブラック業界と呼ばれていた無法者の世界ITベンチャーからキャリアを始めました。
ITベンチャーから始めた理由は「若さは買い戻せない」からです。
若さでできることはいくつかあると考えています。
体力、失敗、恥。
これは若い時にできる特権だと思っています。
体力は言うまでもなく若さに任させて朝から晩まで働くことができます。
十数年経った今は全くもって無理です。
失敗も若い時にたくさんした方が良いと思っています。プライドで食える飯はありません。
失敗を重ね、そこから学び、次に活かす。
シンプルですがこのサイクルをたくさんできるのは若さの特権だと思います。
そして、恥という最大の関門。
大人になるとどんどん恥ずかしいことができなくなります。
成長と呼ぶのか衰えと呼ぶのかわかりませんがプライドを捨てて行動をできることや恥をかけることは実は若さの特権だと思います。
大人になって振り返ると後から恥ずかしい発言や行動などいくらでもあると思います。そうしたことを指しています。
この若さの特権を生かし、私は1社目では縦横無尽そして厚顔無恥に暴れまくったと思います。
やめた理由はこの会社でやりたいことを終え、さらに働きすぎてもう働けなくなったからです。
1社目を辞める頃には働きすぎて転職活動どころじゃなかったので仕事を辞めてから転職をしています。
これは仕方ないことですが、私が今すぐにできるアドバイスは転職は絶対に在職中にすることです。
これは非常に重要なポイントです。
決まるかもわからない前提でやめることと決まらない不安から良いサイクルは1つも生まれません。
余程の理由がない限り、在職中に転職活動をしましょう。
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そして、2社目は商社で勤めました。
商社では過去の経験と能力が本物か試すために何も活かせるものがない環境を選びました。
ここでの仕事は毎月のように海外出張で世界のあちこちに飛び回りつつ、中国の未開の地などに行くこともありました。
1社目から海外出張はあったので慣れてはいましたが、中国の方という世界で最も仕事をする上では難しい相手と仕事をしたことは精神的なタフさが磨かれたと思います。
ここでもたくさんの失敗を重ねながら、多くの仕事をさせていただき会社をいくつか生み出すことに貢献ができ、今も100名弱の方がご飯を食べられる会社の礎を作れたことは誇りです。
この際の転職活動は在職中にできました。
仕事が22時くらいに終わることもあれば、日が高い内に帰れることもあるのできちんと時間を使って多くの会社に会いました。
やめた理由はこの会社で実現したいことを終え、更に別の視座で新しい能力や経験とブランディングを身につけるためです。
そして、今勤める会社に出会い、今もなお仕事をしています。
キャリア観としては、長い将来を見据えた仕事や事業の選定をしてきています。
ただ仕事がいやでやめるという転職は可能な限り避けた方が良いです。
もし仕事が嫌になった場合でも自分を見失わないでください。
そして、必ず自分が何をやりたかったか死ぬ気で考えて欲しいです。
今の仕事を辞める=人生を諦めること。ではありません。
今の仕事を辞める=次の人生を創る。です。
今の仕事を選択した時にキラキラした気持ちで選んだものの残念ながらそうならなかったかもしれません。
そうであれば尚更、今いる谷底からものすごい未来を創るため、転職活動には妥協をしないでください。
若い時には向こう見ずな選択をたくさんしていると思います。
私は若い間はそれくらいで良いと思います。私が「若い」と指しているのは新卒5年目くらいの感覚です。
とても簡単なキャリア観ですが伝えたいことは2つあります。
ココに注意
転職活動は在職中に
キャリアの選択肢は超長期的な軸とともに
転職を考えるときに最初にすること:転職をしようと考えたときに考えるべきこと
既に転職をすることで起きる変化について触れました。
転職によって起きる変化
- 生活
- 職場
- 仕事
- 人間関係
人間の生活を構成する大部分のことであるこの4つが変わるということは、誤解を恐れず言うならば、人間が変わるレベルで新しいこと・違うことを始めるということです。
転職をする際に考えるべきこと、、、いや、明確に書き出すべきことは以下の点です。
- なぜ転職をしたいのか
- 転職の理由が内因なのか、外因なのか
- それが解決する方法はあるのか
この3点の言語化が正しくできていないと転職はただの「逃げ」となります。
転職は逃げであって良いですが、逃げ+右肩上がりのプラスの事象が起きる状況を作らないと将来同じ状況に遭遇することは言うまでもないと思います。
なぜ転職をしたいのか
ここが明確でない人がとても多いです。逃げで辞めるのは良いです。
転職は逃げると同時に新生活を生み出す活動です。
後ろめたいことやネガティブなことではなく自分の人生がハッピーになるための活動です。
自分がなぜ転職をしたいのか、自分の環境が改善すること、また収入が増える方向に必ず持って行くようにしましょう。
逃げの転職でも収入を上げることは必ずできます。こういう意識も稼ぐ力の一つであると私は思っています。
ネガティブなことが起きた結果転職をするゆえに収入も妥協しようという発想ではなく、転職先は新しく奉公する先なので現在の状況は正直関係ないと考えています。
ですのでなぜ転職をしたいのか。必ずポジティブなことが発生する条件を一つや二つと言わず、可能な限り見つけましょう。
転職の理由が内因なのか、外因なのか
内因なのか外因なのか、自分で理解しておくことは非常に重要です。
「やりたいこと」があると言う理由は内因に該当すると思います。
「人間関係や労働環境が嫌でやめる」という理由は外因に該当すると思います。
必ずこれは文字にして言語化しましょう。
外因である場合は、内因になるようにベクトルを変えましょう。
「人間関係が嫌でやめる」としても「自分が将来やりたいこと」や「次の企業で実現したいこと」などに必ず結びつけるようにしましょう。
面接で見透かされます。
そして、外因で転職をすると同じことが将来起こりえます。
内因にすることでより強い動機を長い期間持つことでキャリアに変化が起きます。
内因を持ち転職を考えましょう。
それが解決する方法はあるのか
もし転職活動の理由が外因である場合、打つ手はまだあるかもしれません。
辞めることが最善でないケースすらあります。
外因である場合、社内での異動や職責の変更など色々な打ち手があると思います。
もし、辞めると決断しているくらいなら、外因について上司や人事など必要な人に相談することは解決手段になり得ます。
外因である場合、会社内でまず打てる限りのことを必ずしましょう。
これをやると意外と解決するケースがあります。
結果転職しなかったことがその人にとって最も良い選択肢であることもあります。
ですので必ずしも転職が最善手であると思わないでください。
転職を考えるときに最初にすること:まとめ
転職が頭によぎった場合、まず現状の整理と課題の解決方法を必ず言語化しましょう。
転職が最善ではないケースも多々あります。
転職をしてよりネガティブな状況になるケースもたくさんあります。
ですのでしっかり自分の中で言語化をして整理ができた時点で転職をすることをお勧めします。
それが自分自身の力になり、将来的な稼ぐ力につながります。
また、実際に転職を考える場合は以下の記事などを読んでいただくことをお勧めします。
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