仕事が速い人の特徴を自分の経験をもとに勝手に語る
仕事の速さ=自分の人生の可能性を広げる能力
仕事の速さに関して色んな本が出ていると思いますが今回の記事でフォーカスするのは仕事をこなすスピードに特化した内容です。
この記事では単体の戦力としての能力において、仕事が速い人の特徴を6個挙げてみたいと思います。
稼ぐ能力と仕事の速さは比例しないとは思います。
ですが仕事が速い人は本業以外でもその能力を発揮できる場面が自ずと生まれます。
つまり「仕事が速い人」になることは稼ぐことができる可能性を広げられることにもなります。
自分の本業以外で副業をする時間を見つけるには時間を生み出す必要がありますよね。
自分の人生の可能性を広げる能力=仕事が速いだと思っています。
日中ダラダラ仕事をして残業もダラダラやっている人が何か他に新しいことに取り組むだけの余力は一般的にはないと思います。
この記事で得られること
- 仕事の速さを決めるものは何かを理解する
- 仕事の速さを得るための手段を知る
- 仕事が速くなることで人生が変わることを知る
仕事のスピードを決めるのは何か
仕事のスピードを決めるのは以下の6つのポイントだと考えています。
6つの焦点
- 期限設定力
- 行動力
- 未知を恐れない力
- 因数分解力
- 人に頼る力
- やらないことを決める力
期限設定力
物事の期限が決まっていないものを進められるほど人間の意志の力は強くありません。
期限を設定するまでの時間が短ければ短いほど、また設定期間自体が短ければ短いほど仕事が速くなります。
この設定がきちんとできる人は基本的に仕事が速いです。
逆に期限を設定してこない人は基本的に仕事が遅いです。
例えば、
「企画書をxxまでに終わらせます」
「企画書を考えます」
と二通りのコミットメントをしてくる場合では圧倒的に前者の方が納品まで至るケースが多いです。
自分のことをきちんと理解できている人は必ず前者の方法で自分で納期を設定をしてきます。
行動力
全ての要素に掛かって来てしまいますが行動力がある人は仕事が速いです。
ただ、この行動力を生むには非常にエネルギーが必要となります。
その行動力を勝手に生む仕組みが「期限」です。
ある種、自分に対して厳しくどれだけいられるかが仕事の速さを左右すると言っても過言ではないと思います。
期限を設定した後、行動をどれだけ速く悩まずに動き始められるか。
ここが仕事の速さに関係してきます。
行動力は時間が経てばたつほど減退していきます。
ですので期限設定をした後、1秒でも速く行動をすることができる人は仕事が速いです。
未知を恐れない力
行動をすることを阻むのは大体「わからないことがわからない」ことに対する不安です。
未知を恐れるのは多くの人にとって当然のことだと思います。
ですが日常的に与えられた仕事で命を奪われるケースや命の危険があるケースは中々ないと思います。
この未知を怖がらず走り始めて転んでもまたすぐ起き上がれる能力がある人は仕事が速いです。
大体仕事が止まるケースは
- 自分が解決できない
- 上司や同僚など他人が解決できない
この二つしかないと思います。
自分が解決できない場合、上司や同僚に掛け合うのですが彼らとの折り合いが悪い場合、そもそもここに聞きにいくことも躊躇します。
上司が解決できない場合は論外ですが、基本自分を中心に回る仕事の中で自分が解決できないケースで止まっているのはこのコミュニケーションが止まっているケースが多いです。
これを怖がらずできる人は仕事が速いです。(当たり前だよ、と思うと思いますが当たり前のことをできる人が仕事が速いのです)
因数分解力
私は数学で習う因数分解を引き合いに出して、「仕事の因数分解」という言葉をよく使います。
何かと言うと1つの仕事に対して、責務と工程の範囲を分解して言語化する能力を指します。
もっと簡単に言うと「誰が」「何を」を分けて考えることができることです。
この因数分解ができるようになると
- 自分がやらなければいけない範囲
- 上司や同僚でないとできない範囲
を区分けして、自分がやらなければいけない範囲を明確にすることができます。
これはリーダー層にとって、非常に重要な能力です。
自分で仕事を抱えがちな人はこの能力が弱いです。
自分でなければいけない箇所とそうでなくて良い箇所を分けて、工数を想定できるようになるとリーダーとして非常に優秀な部類だと思います。
この因数分解をする能力が高い人は仕事のクオリティも高いですし、仕事が速いです。
人に頼る力
因数分解したのち、自分ができない仕事もしくは自分ではなくて良い仕事を他の人にきちんと頼ることができる力がある人は仕事が速いです。
人に頼る、と言うのは「ただ、わからなければ人に聞く」ということではなく、「自分が何がわかっていて、何がわからなくて、どんな手助けがあれば進められるか」ということが重要です。
人に頼る、と言うのは正しく人に自分が何に困っているかを言語化し伝え、相手の時間を最小で使い最大の効果を得ることです。
そして頼った後、きちんと感謝ができることを人に頼る力と考えています。
やらないことを決める力
多くの要素がどうやってやるかということでしたが、「やらないことを決める力」がある種最大のポイントかもしれません。
極端な例では、無駄な「(付き合い)サービス残業」を「やらない」などです。
自分にとってプラスにならないことをやらないことを決める力がある人は仕事が速いです。
私は新卒時代からサービス残業をしたことがありません。
バリバリ働きまくっていた時代でも帰るときは問答無用で空気を読まず帰ります。
上司の顔色など伺ったことがありません。
なぜなら彼らは自分の人生を変えてくれる存在ではありません。
自分の人生を変えられるのは自分だけです。
ですので「上司の顔色を伺うこと」もやらないと決めています。
「やらないことを決める」というのは、どちらかというと概念的なことに終始しがちですが、人に振り回されない能力とも言えるので自分に関係ない仕事をやらないことは結果として仕事が速くなります。
仕事の速さを得るための手段は何か?
いきなり先の内容をこれまでやっていなかった人が、明日からできるほど人間は優秀ではないと思います。
まずここで挙げた#1の「期限設定力」をつけることから1つずつ試してみることが大事だと思います。
そして、1つできたら次をやる。失敗しても何度でもやり続ける。
3ヶ月もすれば慣れると思いますので、1週間に1個ずつ新しいカテゴリーに挑戦していくのが良いと思います。
実現するには?
- #1から順にやってみる
- 1週間に一つ新しいカテゴリー(#2以降)にトライする
- 失敗しても絶対に自分を褒める
- 3ヶ月後に慣れることをゴールとして設定する
仕事が速くなると人生は変わる?
変わると思います。
仕事が速いことは自分の人生を会社以外に作ることができます。
仕事をもっとしたい人は副業などをしたら良いと思います。
仕事じゃないことをしたい人は趣味に時間を充てたら良いと思います。
できるようになったら他の人にも教えてあげてください。(*押し付けはしないでください)
仕事の速い人の特徴:まとめ
仕事の速さを決める6つの焦点は以下の通りです。
6つの焦点
- 期限設定力
- 行動力
- 未知を恐れない力
- 因数分解力
- 人に頼る力
- やらないことを決める力
以上のポイントを踏まえて以下の通りの手順でやってみてください。
実現するには?
- #1から順にやってみる
- 1週間に一つ新しいカテゴリー(#2以降)にトライする
- 失敗しても絶対に自分を褒める
- 3ヶ月後に慣れることをゴールとして設定する
仕事が速い、と言う人が周りにいればその人たちの行動を観察し、なぜ速いのか考えてみることもとても面白いと思います。
それが自分の仕事のスピードを上げるヒントになるはずです。
楽しんで爆速ライフをエンジョイしていただければ幸いです。