テレワークの達人がまとめる仕事がはかどらない人へのヒント満載
テレワークで困っていませんか?
コロナの影響が長引いています。
コロナ以前の生活に戻るまでには相当な時間が掛かることが世界の各機関で話題として上がっています。
今までの日常だった事が帰ってくるまでは数ヶ月というレベルではないかもしれません。
この状況下で皮肉にも「出社が美徳」という日本的な働き方は変化をせざるを得ない状況となってきていると思います。
今後もこの状況が長引く可能性から在宅勤務期間が長くなることやまだ在宅勤務を導入していない企業も在宅勤務を導入せざるを得なくなるかもしれません。
そこで今回は今まで私がまとめてきた在宅勤務に関する情報をこの記事でまとめたいと思います。
詳細は各記事でご覧いただければと考えていますが可能な限り、新しい情報もこの記事の中では追加していきたいと思います。
テレワークの達人が教えるテレワークの極意
テレワーク歴10年以上
フリーランスと違い環境が与えられていないサラリーマンとしては非常に長い10年以上に渡り、テレワークをしてきました。
現在、外資系金融大手で四捨五入をして10年勤めていることもありテレワークをすることは日常的なものでした。
外資では現在我々が直面しているようなBCP(Business Continuity Planning/ 事業継続計画)は日常的に会話の中に出てきます。
そのため、テレワーク・在宅勤務については企業や社員が仕事として取り組むべき課題として常に日頃から考えて対応をしてきました。
外資ではテレワークと呼ばず英語の「Work From Home」(WFH)と呼びます。
英語のニュースを聞くとこの「Work From Home」という言葉をよく聞くと思います。
テレワークはおそらく英語ではないので外国人に通じませんのでご注意ください。
*日本人にはテレワークの方が一般的なので日本人相手にはテレワークと表現しています
そのため、今回のコロナの状況下においても、私が勤める企業では日本の政府が発表するよりも圧倒的に早いタイミングで可能な社員からテレワークへ移行していました。
あと2週間で3ヶ月完全にテレワークとなり、その間一度も通勤電車に乗っていないことになります。
そして、間違いなく4ヶ月連続通勤電車の乗らない状況は訪れると思います。(それ以上になることも2月段階からチームでは話し合ってきました)
また、外資で勤める以前からの新卒の時からずっとテレワークをしてきました。
新卒の時から、日本とアメリカのニューヨークにいるチーム双方を見ていましたので日中は日本のチームとオフィスで働き、夜と早朝は家でニューヨークのチームと仕事をしてきました。
商社時代にも、色々な国を飛び回りながら仕事をしていたので、家での仕事は当たり前でした。
以上のことから、テレワークの機会は一般的な方よりも多かったかと思います。
こうした経験から、今回はテレワークで仕事がはかどらない理由、仕事が進まない理由について既に私がまとめた記事を軸に書いていきたいと思います。
これまでのテレワーク記事はこちらから。
【テレワーク】テレワークの達人が教えるテレワークの準備(広告)
続きを見る
【テレワーク】テレワークの達人が教える実践エンジョイ編(広告)
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【テレワーク】テレワーク・在宅勤務の達人が教える実際〜詳細編(広告)
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【テレワークまとめ】外資で毎日テレワークしている私のアドバイスを全てここにまとめてみた
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【テレワーク】テレワークWeb会議で大活躍できる外資系実践アドバイス(広告)
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テレワークで仕事がはかどらない・仕事が進まない理由
テレワークで仕事がはかどらない・進まない理由を整理する
テレワークで仕事がはかどらない、進まない理由は実は沢山あります。
このポイントを把握しているのとしていないのとでは対応に雲泥の差が生まれます。
それでは具体的にテレワークで仕事がはかどらない、進まないポイントを列挙したいと思います。
これらは現在私が勤めている会社でも打ち出しているポイントです。
仕事がはかどらないポイント
- 一般的なコロナに対する不安
- 多すぎる家での誘惑
- 仕事に必要なツールや情報にアクセスができない
- 規則正しい生活ができない
- 社会的孤独
- 仕事の物理的な環境が整備できない
- 同僚とのコミュニケーションが難しくなった
- 子どもや家族のケアが難しい
- インターネットの速度が遅い
- Web会議のうまいやり方がわからない
これら一つ一つに対して対応をしていくことが非常に重要かと思います。
一つずつ触れた上でアドバイスができる箇所についてはアドバイスをしていきたいと思います。
テレワークで仕事が捗らない理由:一般的なコロナに対する不安
これは各自がしていくことだと思いますが私が日常的にやっていることは以下の2つです。
- 必要な時以外、コロナの情報を見ない
- 家での基本方針を決め、家族で話し合う
1. 必要な時以外、コロナの情報を見ない
朝と晩以外基本的にもうコロナに関する情報を調べていません。
私の基本的な考え方は初期から「共存」ルートです。
そこにあり続けるものとして当たり前になるものだと思っています。
「ほとんどわかっていないということ」がわかっていることなので、医者でも専門家でもない自分ができることは、「コントールできないことに悩まない」ことだと考えています。
当然予防や人にうつさないための行動はしますがそれ以上はできることがないので特に気にしていません。
それよりも変わり続ける環境をチャンスと捉え、自分が更なる進化を遂げる好機としてしか捉えていません。
2. 家での基本方針を決め、家族で話し合う
私は子どもたちが生まれてまもない頃から「大人として扱う」と決めています。
妻だけでなく子どもと共に、我々はこの環境下でどうするか基本の方針を決めており、定期的に話し合っています。
妻も私もやらなければいけないことや仕事は必ずやると伝え、可能な限りできうることをしています。
子どもにおいては「彼らが自分の仕事をする」と一緒に決めています。
- 遊んで、沢山笑う
- おかあさんのお手伝いをする
- 自分の仕事をする
子どもたちはこの3つを決めてやっています。
「自分の仕事をする」というのは自分が仕事だと思ったことを自分でやるということです。
子どもは自分で私の古いPCを持ってきて、私の真似(PCをカタカタ打つ真似)をしたり、子ども用PCを持ってきて、プログラミングの勉強をしたり、幼稚園の英語の勉強をしたりしています。
テレワークで仕事が捗らない理由:多すぎる家の誘惑
私はこのポイントは正直なところ「家」という言い訳をしているだけだと考えています。
家での誘惑に惑わされている人は、オフィスにいる普段から惑わされているので「ネットサーフィン」や「うまくサボっている」だけの人だと思っています。
理由としては、残念ながらやるべき仕事がある人はそもそも惑わされる時間がありません。
もし、テレワークの結果、多すぎる家の誘惑に惑わされ仕事がはかどらないようであれば、通常運転の仕事でも仕事をそんなにしていないので、自分ができることを探して仕事を創ってしまいましょう。
このコロナの中、合理的でない日本が多少合理的な方向へ向かうと思います。
不要な文化や不要な仕事を減らす機会ともなると思います。
また、多くの企業の財務状況が確実に悪くなることが予想されています。
結果として起こるのは企業としての合理化です。
つまり、不要な仕事やポジションは無くなると思います。
今から仕事を創り、企業へ貢献しておくことは決して悪いことではないと思いますので、もし、惑わされているようであれば、意識を今この瞬間から変えた方が良いと思います。
テレワークで仕事が捗らない理由:仕事に必要なツールや情報にアクセスできない
最も難しい課題でありこれによりテレワークで仕事がはかどらないというケースが最も多いと思います。
これは企業単位で取り組む課題であると思います。
仕事や人によっては限られた場所でしかできない仕事もあると思います。
このポイントはこの記事では解決できないので上司やリーダー、同僚と話し合って早期に解決できることを祈ります。
私が勤める企業では日本が緊急事態宣言を出す以前の2月の中旬から段階的にテレワークへ移行してきまいた。
理由としてはテレワークでできない仕事を洗い出し、一つ一つ潰すためです。
緊急事態は緊急事態になってから対応をしても遅いのです。
やらないよりマシですが、英語で「治療より予防(Prevention is better than cure.)」ということわざがあるように何をするにしても準備は大事というのを今回改めて思いました。
テレワークで仕事が捗らない理由:規則正しい生活ができない
テレワークで仕事がはかどらない理由が「スイッチ」となる機会がないことだと思います。
オフィスに出社する人であれば、通勤時間がスイッチだったと思います。
ですがテレワークとなると、ベッドから起きた瞬間からオフィスです。
規則正しい生活を行っていないと、ますます、自分のスイッチが入るまで時間がかかり、ヘタをすると午前中はただボーッとしているだけという場合もあると思います。
テレワークをしていても、企業に勤めていることには変わらないので生産性を保てるように規則正しい生活は重要です。
私は元々相当規則正しいのですが、ますます原始的な生活をしていると思います。
日の出と共に起き、日が沈めば寝る。という感じです。
子どもたちと生活をしていますので、コントロールが難しい彼らを主体として考えるにしています。
寝る時間を同じにし、起きる時間をこちらが早くすれば良いと思っています。
彼らの体力に無理に合わせるのは難しいですし、落ちた体力や眠気と共に生産性の高い仕事ができると思っていないので、夜はあっさり寝るということを妻と決めています。
その代わり私は朝2:30〜4:30の間には起きて、ランニングをしたり、副業をしたりしています。
また、朝ゆっくりお風呂にも入っており、ここでスイッチをオンにしています。
もし、家のつくりなどで日光を浴びることが難しい場合は15分でも良いので散歩に行きましょう。
崩れたリズムは日光浴をして、リセットをしましょう。
医学的効果は知りませんが自分が行う行動に意味をつけて自分に暗示をかけることも大事です。
そして、夜更かしは経験上、あらゆる面で生産性がものすごく下がるので避けています。
人によっては夜型という方がいらっしゃるようなので、夜型生活で規則正しいのであれば、それはそれで良いと思います。
テレワークで仕事が捗らない理由:社会的孤独
テレワークをしていて仕事がはかどらない理由は生産性が落ちるからです。
テレワークをしている中で生産性が落ちる理由の一つは以下の2つだと考えています。
- 閉塞感や不安から来るメンタルヘルスへの悪影響からのパフォーマンス低下
- チームメンバーとの井戸端会議(「ちょっと、ちょっと」)が減る事によるパフォーマンスの低下
社会的孤独を感じるのは普段「つながり」があり、そのつながりがもたらす「安心感」があるからです。
このポイントをカバーするためにテレワークの楽しみ方をまとめています。
詳細はコチラをご覧ください↓
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テレワークで仕事が捗らない理由:仕事の物理的な環境が整備できない
テレワークで仕事がはかどらない時に発見するのが「オフィスが仕事をするための環境として優秀」だということだと思います。
ネットワークの環境はもとより、人が生産性高く仕事をするために設計がされていることに気づくと思います。
デスク、椅子、照明など、あらゆるものが便利だったことに気づくと思います。
以下の記事ではテレワークで必要な物理的な環境とどのような設備やアイテムが働きやすくするのかまとめています。
一度ご覧ください。
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テレワークで仕事が捗らない理由:同僚や上司とのコミュニケーションが難しくなった
テレワークで仕事がはかどらない理由の一つとして「接点」の減少だと思います。
事細かに仕事を確認しながら進めている状況の場合、中々のハードルになると思います。
仕事の進め方から会議の進め方までまとめましたので、以下の記事を読めばそのヒントを得られるかと思います。
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テレワークで仕事が捗らない理由:子どもや家族のケアが難しい
テレワークで仕事がはかどらない理由として、家がオフィスであることから家族が常に共にあることだと思います。
ですが、今までの日常の生活も家での仕事も家族のためにしていることだと思います。
新しい環境で働いている同僚だと思って、家族としてだけでなく同僚としての視点で、「オフィス家族」の立ち上げだと思ってやってみましょう。
家族だと思うと「なぜ、こんなことができないんだ」と思うかもしれませんが同僚であれば多少「どうやったら、この仕事が進められるか」視点が入るのではないでしょうか。
以下の記事でそのような状況への心構えをまとめています。
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テレワークで仕事が捗らない理由:インターネットの速度が遅い
テレワークで仕事がはかどらない最強の壁のインターネット問題。
多くの企業がVPNを経由して、社内環境へアクセスしてると思います。
これにより家で使う個人PCより100倍くらい遅く感じると思います。
もう仕方ないものだと思って受け入れましょう。
待ち時間に別作業ができるよう自分で企画をするのも良いかもしれません。
私は会社のパソコンで資料をまとめ、資料に必要な情報は個人PCやスマホで調べています。
テレワークで仕事が捗らない理由:Web会議のうまいやり方がわからない
今までテレワークをしたことない企業がぶつかる壁である「Web会議」。
ムラ社会的な日本企業では苦手な人も多いかもしれません。
そもそもの使い方がわからないケースもあると思います。
外資での勤務経験をあますことなく、まとめました。
そもそも、Web会議をしている人にすら、めちゃくちゃ役立つと思います。
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テレワークで仕事が捗らない理由:まとめ
テレワークがはかどらない理由を徹底的に検証し、まとめてみました。
多くが自力で解決できることだと思います。
自力で解決できないことは企業として解決に当たっているものだと思います。
もし、ここに書いてあることでわからないことがあればお問い合わせください。
それ以外にこんなことを知りたいという場合もお問い合わせください。
Let's enjoy working from home♪